かつては映画の大スターだった父親が不治の病にかかり余命わずかとなって、夢を追って勝手に家を出てから、ずっと別れて暮らしている娘と久しぶりに思い出の海で会うシーンです。

娘からしたら勝手に家を飛び出して音信不通になっていた父から、久しぶりに「会いたい」といわれて、しかも「死期が近い」と聞かされ、戸惑いながらも怒りをぶつけます。父親も意地になってお互いに素直になれません。

先に折れたのは娘でした。

私の心ない一言でパパは家を出たんだと思ってた

父親が家を出た原因が幼かった頃に無邪気に自分が放った一言が父を傷つけていたのだと勝手に誤解していたことを、余命いくばくもない父に打ち明けたのです。その告白に父は初めて「ごめん」と、詫びの言葉を素直に発することができたのです。

単語はすべて中学・高校で習ったものばかり

海辺での会話です。波を打つ音が入りますがむしろ自然な音なので慣れるようにしましょう。