会話を英語→解説→会話+解説の順でお届けします。


🗣️ Emily:

Is it just me, or is this room really cold?
私だけ?それともこの部屋、めちゃくちゃ寒くない?

▶️ Is it just me, or…?:「私だけかな?それとも…?」と話し始める自然な導入。


🗣️ Nate:

Really? I think it feels just right. Kinda refreshing, actually.
本当?ちょうどいい感じだと思うけど。むしろ爽やかなくらいだよ。

▶️ just right:ぴったり、ちょうどいい
▶️ kinda = kind of:ちょっと、まあまあ(カジュアル)
▶️ refreshing:さわやかな、気持ちのいい(飲み物にも使えます)


🗣️ Emily:

Refreshing? My fingers are turning into icicles!
They must have it set to 20°C or something.

爽やか?こっちは指がつららみたいになってるわよ!
エアコン、20度とかに設定してるんじゃない?

▶️ turn into:~になる
▶️ icicle:つらら
▶️ or something:~とか、そんな感じ


🗣️ Nate:

That’s like… 68°F? Sounds fine to me.
Back home, I usually keep it around 70.

それって…68°Fくらい?まあ快適な範囲だよ。
うちではたいてい70°Fくらいにしてる。

▶️ That’s like…:「たぶん~くらいかな?」と計算のときによく使います
▶️ back home:自分の国や実家を指す表現
▶️ keep it around 70:70度くらいに設定している


🗣️ Emily:

Well, I prefer 26°C at least.
Below that, I start to shiver like a penguin.

私は最低でも26度がいいわ。
それより下だと、ペンギンみたいに震えちゃう。

▶️ prefer:~を好む
▶️ at least:少なくとも
▶️ shiver:寒さや恐怖で震える
▶️ like a penguin:比喩的な言い回し。かわいくて印象に残る!


🗣️ Nate:

Haha, my wife says the same thing.
She calls the office A/C “the enemy of women.”

はは、うちの奥さんも同じこと言うよ。
会社のエアコンのことを「女性の敵」って呼んでる。

▶️ says the same thing:同じことを言う
▶️ enemy:敵
▶️ call A B:AをBと呼ぶ


🗣️ Emily:

She’s not wrong!
I mean, most women feel the cold more than men. It’s biology!

奥さん、間違ってないわよ!
ほとんどの女性は男性より寒がりなんだから。これは生物学的な話よ!

▶️ not wrong:「間違ってはいない」=遠回しな同意表現
▶️ biology:生物学、体の仕組みという意味で使ってます


🗣️ Nate:

Fair enough.
But if we set it to 28°C, I might melt! 😅

まあ、そうかもね。
でも28度にしたら俺はとけちゃうかも!

▶️ fair enough:なるほどね/それもわかるよ(大人の同意)
▶️ melt:溶ける(アイスが溶けるときにも)


🗣️ Emily:

And if we don’t, I might freeze.
This is why thermostat settings start wars.

でも設定を変えなかったら私は凍っちゃう。
こうして温度設定戦争が始まるのよね。

▶️ freeze:凍る
▶️ thermostat:温度調節器
▶️ start wars:戦争を始める→ここでは比喩的な表現です


🗣️ Nate:

Yup. Global warming?
More like indoor cooling crises.

そうだね。地球温暖化?
それより“室内冷房危機”だよ(笑)

▶️ More like…:「どっちかっていうと〜だね」
▶️ crises:crisis(危機)の複数形

crisis(単数)」と「crises(複数)」は、綴りだけでなく発音も違います

🎧 発音の違い:

単語発音記号読み方(カタカナ)意味
crisis/ˈkraɪ.sɪs/クライシス危機(ひとつ)
crises/ˈkraɪ.siːz/クライシーズ危機(複数)

✅ ポイント:

  • 「crisis」→ 最後の -sis/sɪs/(短くて濁らない)
  • 「crises」→ 最後の -ses/siːz/(伸ばして濁音)

英語では -is → -es のように変化するギリシャ語由来の単語でよくあるパターンです👇

単数複数発音の変化
analysisanalyses/əˈnæləsɪs/ → /əˈnæləsiːz/
thesistheses/ˈθiːsɪs/ → /ˈθiːsiːz/
crisiscrises/ˈkraɪsɪs/ → /ˈkraɪsiːz/

🗣️ Nate:

Alright, alright. I get it—you’re freezing.
Wanna ask them to turn it up a notch?

わかった、わかったよ。君、めちゃ寒いんだね。
温度、ちょっとだけ上げてもらう?

▶️ I get it:わかったよ
▶️ turn it up a notch:1段階上げる(notch=目盛り)


🗣️ Emily:

Yes, please! Even 2 degrees would save me from becoming a popsicle.
お願い!2度上げるだけでもアイスキャンディーにならずに済むわ。

▶️ save me from:~から救ってくれる
▶️ popsicle:棒付きアイス=比喩として使っています


🗣️ Nate:

Haha, fair.
I can survive 74°F. Maybe. If I sit very still.

はは、わかったよ。
74°Fならなんとか耐えられる…かも。じっとしてればね。

▶️ survive:生き延びる/耐える
▶️ sit still:じっと座っている


🗣️ Emily:

Deal. And I promise I won’t turn it up to sauna level. 😄
じゃあ決まり!
サウナみたいな温度にはしないって約束する。

▶️ deal:交渉成立!
▶️ sauna level:サウナ並みの温度(笑)


🗣️ Nate:

Appreciated.
Let’s find the peace temperature—you know, the one that prevents civil war.

ありがとう。
“平和温度”を見つけようよ、内戦が起きないような(笑)

▶️ appreciated:ありがとう(カジュアル)
▶️ peace temperature:2人が快適な“妥協点”の温度
▶️ civil war:内戦(ここでは家庭やオフィスの“争い”を比喩)


🗣️ Emily:

Exactly. Call it… thermostat diplomacy.
そうね。名付けて…「温度調整外交」ってとこかしら。

▶️ Call it…:「〜と呼ぼう」
▶️ diplomacy:外交、交渉ごとの意味も


🗣️ Nate:

Brilliant. You win this round, Emily.
But next time—I’m bringing a fan. 😏

最高だよ。今回は君の勝ちだ、Emily。
でも次は…俺、扇風機持ってくるからな!

▶️ You win this round:「今回の勝負は君の勝ち」ゲームっぽい言い方
▶️ fan:扇風機(勝手に持参しようとしてます笑)


🗣️ Emily:

And I’m bringing a blanket. Let’s see who surrenders first!
じゃあ私はブランケット持ってくるわ。
どっちが先に降参するか、見ものね!

▶️ blanket:毛布
▶️ surrender:降参する

🎧 Emily & Nate の冷房バトルクイズ【全10問】


❄️ Q1. Emilyが最初に感じていたことは?

A. この部屋、ちょっと暑いかも?
B. この部屋、ちょうどいい気がする!
C. この部屋、めちゃくちゃ寒いんだけど!?
D. この部屋、空気がピーナッツバターみたいに重い…

👉 正解:C
→ Emily は “really cold” と言っています!


🧊 Q2. Nateはこの温度についてどう思っていた?

A. ちょうどいいよ、爽やかだし!
B. 暑いね〜氷が溶けそうだ
C. ちょっとムシムシするね
D. まぁこんなもんでしょ、冷凍マグロになるよりマシさ

👉 正解:A
→ “feels just right” “kinda refreshing” というセリフから!


🐧 Q3. Emilyが寒すぎて出したユニークなたとえは?

A. 私、北極のアザラシみたいよ
B. 指がつららになっちゃう!
C. ついに冷凍食品コーナーの仲間入りね
D. 体がスノーマン化してるわよ

👉 正解:B
→ “My fingers are turning into icicles!”


📏 Q4. Emilyの理想の室温は何度くらい?

A. 摂氏26度
B. 摂氏24度
C. 摂氏19度
D. 氷点下3度(フィンランド式健康法)

👉 正解:A
→ “I prefer 26°C at least.”


❤️ Q5. Nateの奥さんは、オフィスのエアコンをなんと呼んでいた?

A. 冷風ジェット
B. 北風小僧の仕業
C. 女性の敵
D. フロアを徘徊する冷気の亡霊

👉 正解:C
→ “the enemy of women” と呼んでいるそうです!


🐧 Q6. Emilyが「寒すぎて震える」と言ったとき、たとえに使った動物は?

A. ペンギン
B. ハムスター
C. ナマケモノ
D. サウナに入ってるカバ

👉 正解:A
→ “shiver like a penguin” の表現が出てきます!


🥵 Q7. Nateが言った「28度にしたらどうなる」?

A. ちょうどいい!
B. 家に帰りたくなる
C. とろけちゃう!
D. サルサを踊りだすかも

👉 正解:C
→ “I might melt!”


🧊 Q8. Emilyが「2度上げて」と言ったとき、自分を何にたとえた?

A. ポップコーン
B. カキ氷
C. アイスキャンディー
D. シロクマの赤ちゃん

👉 正解:C
→ “save me from becoming a popsicle!”


🕊️ Q9. 2人が目指した「妥協できる室温」のことを何と呼んだ?

A. 平和な温度
B. いい感じの温度
C. 快適な温度
D. アンパンマン音頭

👉 正解:A
→ Nateが “Let’s find the peace temperature.” と発言!


🤝 Q10. 最後のセリフで、Emilyは何を持ってくると言っていた?

A. コーヒー
B. ブランケット
C. おでん鍋
D. 温泉卵製造マシン

👉 正解:B
→ “I’m bringing a blanket.” と宣言してましたね!


📘 レッスンへの活用ヒント

  • ✅ 会話を聞く前に2〜3問出して、「正解予想クイズ」としても使えます
  • ✅ 聞きながら選択肢をチェック → 聞き終わって答え合わせ&感想シェア
  • ✅ 「自分ならどの温度?」とディスカッションにも発展できます!
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